武里まきば園のオープニングスタッフとして入職した益子さん。最初は1日4時間、週3日の短時間パート勤務からスタートし、徐々に勤務時間を延ばして、現在はフルタイムパートとして活躍されています。明るく元気で、周囲を和ませるムードメーカー。スタッフからの信頼も厚い益子さんに、その素顔を伺いました。
介護のお仕事に就いた理由を教えてください。
福祉系の短大で介護福祉士資格を取得後、新卒で老健に就職しました。もともとは保母さんになりたかったのですが、高校の時に母から「子どもは減ってお年寄りが増える時代なんだから、これからは介護だよ」と言われ、確かにそうだなと思って高齢者介護の道に進みました。もともと祖母といっしょに暮らしていたり、祖母が入居した施設へ面会に行っていたこともあったので、そこで働く自分の姿もイメージしやすかったんだと思います。
武里まきば園のオープニングスタッフとして就職されたのですね。
結婚や子育てを機に前職を退職してから約10年が経ち、そろそろ外に出て働きたいなと思っていた頃に目にしたのが、武里まきば園のオープニングスタッフ募集でした。興味はあったものの、「本当についていけるだろうか」と応募をかなり迷いました。でも、すでに仕組みができあがっている施設に入るよりも、オープニングスタッフとして仲間と一緒に作り上げていく方が楽しそうだと思い、勇気を出して岩槻まきば園で開催された説明会に申し込みました。当日はとても緊張していましたが、受付に短大時代の同級生が立っているのを見て、ほっと安心したことを今でも覚えています。
実際に武里まきば園に就職してみると、10年ぶりの介護職はとても新鮮で楽しく、充実した毎日でした。開園からもうすぐ10年が経ちますが、素敵なスタッフに囲まれて働けていることは今も変わりありません。優しくて、面白くて、一緒に働きやすい人が多く、本当にありがたいです。
最近は海外出身スタッフも増えていますが、特に戸惑いはなく、むしろ「すごいな」と尊敬しています。外国の地で日本語を使って働くことはとても大変なはずなのに、みんな日本語が上手で、性格もまっすぐで素直。自然と応援したくなりますし、人手不足のなかで力になってくれていて、とても心強い存在です。
どのような時にやりがいを感じますか。
お客様がみなさんお元気でニコニコされていると、とても嬉しく感じます。あとはレクリエーションも好きです。私は身体を動かす系のミニゲームなどをよく企画しますね。TikTokで面白そうなアイデアを見つけたり、ショートステイで実施しているレクをスタッフに教えてもらったりして、特養でもできそうな内容に工夫して開催しています。
レクって私ひとりではできなくて、他のスタッフの協力あってこそのものと思います。やっていると、なんでもないのに面白くなる一瞬、盛り上がる一瞬ってありますよね!やるぞって時に一致団結して、なんでもないことに大笑いして、楽しかったねと言い合えた時は、達成感を感じます。
お休みの日の過ごし方を教えてください。
お休みの日は、子どもがやっているソフトテニスの応援に行ったり、一週間分の夕飯の献立を考えて買い出しに行ったりしています。育ち盛りの子ども3人のため、買い物かご3個分も運んでいます。
あとは、この仕事は心身の健康が必要不可欠ですから、身体のメンテナンスをしたり、ママ友とランチに行ったりしてリフレッシュするようにしています。健康を維持しながら、働き続けていきたいです。
益子さん、貴重なお話ありがとうございました!
この記事は2025年10月発行の「まきばNEWS 26号」より転載しています。




