今回は、岩槻まきば園のアロハカードイベントで1番多くメッセージが集まった新妻さんにお話を伺いました。介護職から一度離れ、20年の時を経て、また介護職へと復職したという珍しい経歴をお持ちです。

20年ぶりの介護職への復職について教えてください。

新卒で4年間は介護職として働いていました。介護福祉士の資格もその時に取得しています。22歳の結婚を機に、父に「そんなことしていないで、俺と同じ職人の仕事をしろ。その方が儲かる」と言われ水道業に転職しました。
20年その仕事を頑張ってきたのですが、子供たちも大きくなってきたので、そろそろ、がつがつ働かなくても、やりたい仕事をしたいなと思って、介護業界に復職することにしました。介護職は、ずーっと戻りたかった仕事でした。人と話をするのが好きなんです。特に、お年寄りとか目上の方々と話していると落ち着くんですよね。

 

岩槻まきば園を見学した時の印象を教えてください。

玄関入って、笑顔のお客様の写真が一番に目に入ってきました。スタッフが笑っている写真はよくあるけれど、お客様も笑顔っていうのはあんまりないんじゃないでしょうか。
一番気にして見たのは、建物の平面図ですね(笑)図面を見るのは得意なので、平面図を見ながら人の導線を考えました。あと、お風呂場もしっかり見て、どういう風にお客様がお風呂に入るのかなって想像しました。下着姿で廊下に並んでいる…、そういうのはいやだったんです。

 

20年ぶりの復職で、この業界や、ご自身の変化を感じますか?

介護業界の変化は非常に感じます。昔はお客様を、施設側が選んでいました。だから施設側が「嫌なら出て行ってもいい」と少し偉そうだったように思います。今は選んでいただく側になったし、選んでいただかないと自分たちが成り立たない、組織が成り立たない時代です。デイにいた時に、ご家族様から「まきば園さんすごく評判がいいから、みんなが行くのを待っているの」と言っていただけて、すごく嬉しかったですね。
私個人で言えば、若い時は楽をする方法を考えたり、自分中心だったなと思います。この20年で、仕事に対して情熱を持ち、人として考える力を養えました。不穏なお客様がいらっしゃれば、どうすれば楽しくお過ごしいただけるのか、一生懸命考えて行動に移していく、そういう積み重ねが大切だと感じています。
経験の浅いスタッフには「鳥瞰」を意識してみようと声をかけています。今の状況を鳥の目で50m上から見てみたらどうだろう、と。そうすれば、目の前のことだけじゃなくて、色々なことを感じ取れるようになってくる。これは水道業の親方に教わったことです。
技術も大切だけれど、介護職としての心構えをどうしたら次の世代へバトンタッチできるのか良く考えます。介護って面白いんです。それを伝えていって、仕事を楽しめる介護職が増えたら嬉しいですね。

 

アロハカードの受賞は予想外でしたか?

たくさんいただけてびっくりしました。自分のことを見てくれている人がいたのだと嬉しくなりました。自分で企画した「ふれあいフェスティバル」に評価をいただけたのだと思います。岩槻まきば園のスタッフは新しいイベントもイヤな顔せず付き合ってくれます。周りのスタッフも同じ価値観を持っていることが、介護職として働く上でも安心材料になっています。

 

 

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この記事は2021年1月発行の「まきばNEWS 7号」より転載しています。