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スタッフ
インタビューinterview

介護職
お年寄りの自立した生活をお手伝いしています。

なにもかも助けるのではなく、できるだけお客様が自ら動けるようにサポート。
日々快適に暮らしていただけるよう、チームみんなで力をあわせてお手伝いしています。

尚美学園大学 卒業 近江 由香(4年目) ショートステイサービス課 介護福祉士 26歳

新人のころに出会った、
あるお客様の言葉が、
いまも私を支えてくれています。

あれは、就職してまだ1ヵ月目くらいのころでした。
3日間連休をもらったんですけど、休みが明けて園に行ったら、ある女性のお客様が「どこに行っていたの~!心配してたんだよ」と言って、声をかけてくださったんです。少し認知症の症状もある方だったのですが、私のことを覚えていてくださったことが、とってもうれしくて。まだ新人だったから、介護なんてできなくて、いっしょにおしゃべりをしたり、簡単なお手伝いくらいしかできていなかったのに、こんなに受け入れてもらえていたんだ、少しはお客様のお役に立つことができているのかなって思うことができたんです。この仕事をがんばって続けていこう、早く仕事を覚えて一人前になりたいって、すごく励みになりました。

仕事にしっかり集中するために。
「オン」「オフ」の
切替えはしっかりと。

私は、家に帰ったら、できるだけ仕事のことは考えないようにしているんです。あんまり、あれこれ考えすぎると、自分のこころが疲れてしまうから。担当しているお客様のことを大切に思う気持ちだったり、もっと何かお役に立ちたいと考えることは大事だけど、一生懸命にやり過ぎてしまって、自分がダメになってしまったら意味がないですよね。だから、お休みの日には、大好きなミュージカルを観に行ったり、近所に住んでいる仕事仲間といっしょにごはんを食べたりして、思いっきりリフレッシュするようにしています。そのほうが絶対に、次の日からの仕事のチカラになると思うんです。

将来、結婚・出産などで
環境が変わっても、
介護の仕事にかかわり続けたいです。

3年実務の経験を積むと、介護福祉士の受験資格ができます。私も昨年、チャレンジして合格することができました。でもこの先、結婚したり、子どもを産んだりして生活環境が変わってしまったら、いまと同じように介護の現場で働き続けるのが難しくなることも、きっとあると思うんです。「まきば園」の先輩には、同じような状況になったときに、現場をサポートするサービス相談室という部署に移ったり、時間の都合をつけやすいパートタイマーとして仕事を続けている女性たちがたくさんいます。私も、自分にふさわしいキャリアアップをみつけて、ずっと介護の仕事にかかわっていきたいと考えています。

近江 由香

私の大切な言葉

「踊るように、人生を歩んで」

幼いころからクラシックバレエを続けてきた私を励ましてくれる大切な言葉です。いまはちょっとお休みしていますが、いつかまたレッスンに通いたいです。

埼玉県立蓮田松韻高校 卒業 田之口 佑輔(3年目) ショートステイサービス課 介護サービス課 21歳

けっして簡単な仕事じゃない。
でも、だからこそ、
やりがいがあります。

普通科の高校を卒業して、すぐに就職したので、介護のことなんてまったく知りませんでした。最初は先輩にくっついて仕事を教わるのですが、正直、思っていたよりも大変な仕事だと思いました。先輩たちが、自分でやってみせて、一つひとつていねいにやり方を教えてくれるので、それをお手本にして少しずついろんなことができるようになっていきましたが、仕事に慣れるまでの1~2ヵ月間は本当にいっぱいいっぱいだったと思います。それに、やさしく教えてもらっているからといって、いつまでも甘えているわけにはいきません。独り立ちした後も、一日も早く仕事を覚えようと必死でがんばりました。

介護の仕事って、
正解はひとつじゃない
と思うんです。

ようやく3年目です。まだまだ勉強しなくちゃいけないことがたくさんあるんですが、いま感じているのは、介護の仕事って、正解はひとつじゃないということです。同じように車椅子を利用されているお客様でも、身体の自由度だったり、ベッドに移るときの姿勢などは、一人ひとり違うんです。だから、その方にとっていちばんよい方法を、しっかりとみつけてお手伝いしなければなりません。マニュアルどおりにやればいいという仕事じゃないので、とても大変なんですが、それがこの仕事のやりがいでもあると思うんです。24時間ずっと自分だけでお手伝いすることはできませんから、スタッフみんなと協力しながら、一人ひとりのお客様にあった介護のしかたをみつけて、チームプレイでサポートしています。

お客様の笑顔が、もっと増えるように。
これからも介護の現場でがんばります。

園のさまざまなイベントも、僕たち介護スタッフが企画しているんですよ。お客様が楽しみにされている外食とか、小旅行、レクリエーションなど。笑顔いっぱいのお客様をみていると、がんばって準備してよかったなって思います。この仕事をやっていてよかったなと思うのは、なんといっても「ありがとう」って、お客様から声をかけていただいたときですね。さまざまな人生経験を積んでこられたお客様と接することで、自分も成長していけたらいいなと思うんです。10年後も、ずっとその先も、きっと介護の現場でがんばっていると思います。

田之口 佑輔

私の好きな場所

「武里まきば園のフットサル場」

4つの園にそれぞれチームがあって、「まきばカップ」というフットサルの大会をやっています。休みの日などに、仲間といっしょに練習するのが楽しみなんです。

調理員
栄養士
「おいしかったよ」のひと言が、なによりの喜びです。

三度の食事は、一日のなかでも、お客様がとても楽しみにされている時間。
できるだけバラエティ豊かに、そして食べやすいように、工夫しながら調理しています。

お年寄りのための
料理といっても、
特別なものじゃないんです。

専門学校で調理師の免許をとって働いていたんですが、祖母が入居している高齢者施設に行ったのがきっかけで、お年寄り向けの調理の仕事に興味が湧いてきて「まきば園」に就職することになりました。高齢者のための料理って、もっと特別な、病院食のようなものかなと思っていたんですが、実際に祖母が食べているのをみて、意外とふつうの料理と変わらないな、と思ったんです。介護スタッフと比べると、お客様と接することは少ないですが、それでも「今日の料理、おいしかったよ」「いつも、ありがとうね」とか、声をかけてもらうことはよくあります。ある女性のお客様は、私のことを「たかちゃん、たかちゃん」って名前で呼んでくれるんですよ。うれしいですよね。

見えないところにまで、
こだわりをもって、ていねいに。

仕事をするうえで、私が大切にしているのは「ていねいさ」です。料理って、完成したものは見えますけど、その途中でやっていること、たとえば野菜の切り方を工夫するとか、ひと手間かけて食べやすくするとか、そういう途中経過は見えないじゃないですか。でも、そんな見えないところこそ、大事だと思うんです。洗いものや片付けだって、おろそかにしちゃいけないんです。おいしい料理をつくるために欠かせない、大切な仕事のひとつなんですから。

園の直営キッチンだからこそ、
できることがあるんです。

高齢者施設の食事って、外部の業者さんに委託しているところが多いんですが「まきば園」のキッチンはすべて園の直営で、スタッフが調理から配膳などまですべて行っています。だから、お客様のことを把握している介護スタッフとの連携もしっかりとれていて、きめ細かい対応ができるんです。アレルギーはもちろんですが、たとえばカレーが苦手な方には、別のメニューを用意したり、お客様一人ひとりの好き嫌いにまで対応できるのも、キッチンスタッフがまきば園のスタッフだからこそだと思います。お誕生日には、うな重、おさしみ、ステーキなど、お客様からリクエストをうかがって、おひとりだけのために特別な食事をこしらえます。もちろん普段の仕事をしながらですから、手間はかかるんですけど、大好物を召しあがっていただき、お客様に喜んでいただけると思うと、とてもやりがいがあるんですよ。

私の大切な言葉

「他人と比べない」

私はできるだけ、自分の長所をみるように心がけています。他人と比較して、あれこれ考えたり悩んだりせずに、自分の好きなこと、得意なことを磨いていけばいいと思うんです。

魔法使いみたいなお客様から、
たくさん元気をもらっています。

私、お客様は魔法使いなんじゃないかなって、思うことがあるんですよ。さまざまな人生を歩んでこられて、経験も豊富なお客様ばかりだから、私みたいな若い者が考えていること、思っていることなんて、きっとすべてお見通しなんでしょうね。気分が落ち込んでいるようなときも、お客様から「とってもおいしかったよ!」なんて明るい声をかけていただくと、なんだか特別な元気をもらったような気がして、前向きな気持ちになれるんです。あるとき、仕事のことでちょっと悩んでいて、それをお客様に話したら「がまん!がまん!がまん!」っていわれちゃったこともあります。大変な苦労とか、辛い出来事とか、たくさん乗り越えてこられたお客様からの有り難い言葉、ストレートだけど、とっても温かくて、気持ちがスーっと軽くなったような気がしました。

とことん、やる!
それが「まきば園」のキッチン。

短大で栄養士としての勉強はしていましたが「まきば園」に入職するまで調理の経験はほとんどありませんでした。うちのキッチンがすごいなぁ~と思うのは、お客様のために「とことん、やる!」というところです。たとえば、にんじんが嫌いとか、お肉が苦手とか、お一人おひとりの好みまできちんとうかがって、対応しているんですよ。その方のお皿だけ、できあがった料理から細かく切ったにんじんを取り除いたり。お肉の代わりにたんぱく質を摂れる別メニューをつくったり。すべてのお客様においしく喜んで食べていただけるように、大変だけど時間や手間を惜しまずにがんばっていることは、自分で言うのもなんですが、とても素敵なことじゃないでしょうか。

明るい雰囲気のなかで、
ずっと仕事を続けていきたい。

3年間キッチンで経験を積むことができたので、いま管理栄養士の資格をとるために勉強しているところです。もっともっと知識を増やして、メニューの幅を広げたり、好き嫌いの激しい方にも喜んでいただけるような方法を考えたり、少しでもお客様の笑顔が増えるようにできたらいいなと思います。〝笑顔・元気・あいさつ〟が合い言葉の「まきば園」のとっても明るい雰囲気、アロハシャツを着ていっしょに働いている仲間、みんな大好きだから、これからもずっとここで仕事を続けていきたいと思っています。

私の好きな場所

「まきば園のキッチン」

仕事場というより、もう第二の家みたいな感じかな。いっしょに働いているスタッフのことが、私はとにかく好きでたまらないから、とっても心地のよい場所なんです。

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